「タオ」に振れる

2011.07.2

私は、シャーリー。
先日、加島祥三さんの「タオ」を読んだ。
ご存じ、老子の教え「道(タオ)」
その中に、興味深い章が、

第11章
前略
粘土を練って ひとつの器をつくるんだが、
器は、かならず
中がくりぬかれて空(うつろ)になっている。

この空のぶぶんがあってはじめて
器の役に立つ。

中がつまっていたら
何の役にも立ちゃしない。

同じように、
どの家にも部屋があって
その部屋は、うつろな空間だ。

もしへやが空(から)でなくて
ぎっしりつまっていたら
まるっきりつかいものにならん。

うつろで空いていること、
それが家の有用性なのだ。

これでわかるように
私たちは物が役立つと思うけれど
じつは物の内側の、
何もない虚のスペースこそ、
本当に役に立っているのだ。

著者は「老子」の思想は人間にある宇宙意識と社会意識の間のバランスを語る・・・。
と、あとがきに書いている。

シャーリー、振れた。

家や部屋のことが、人間の宇宙意識のことなんだね・・・やっぱり。  
そして、中国などで大きな壺だけが飾られているのをよくみかける。

日本でももちろん、壺を床の間に飾ったりする。
そこにお花を無造作に飾っちゃいけないんだ・・・空は空でいいんだ・・・やっと知る。

ちなみに、「タオ」には「タオ・コード」もある。
そう、「ダビンチ・コード」のように、 隠さなければならなかった真実がある。
「ダビンチ・コード」のように今に真実を伝えるために。