朝の挨拶が、「今日も寒いね。」って、

どうでしょう？

福岡はどうなのだろう？

朝、６時台にご出勤の婿は、冬ジャケットを着て出かける。

 

3月末に家から持って出たTシャツに出番はなく、

２枚のセーター（綿90%、カシミヤ10％）と

紺と白のジーンズを代わる代わる着て、

暮らしています。

 

 

 

やましたひでこ公認

　　　　チーフ断捨離トレーナー 檀 葉子です。

 

 

 

福岡の我がルームでは、

とっくに冬物は片づけてタイに行き、そのまま東京に滞在。

そのクローゼットは、すでに夏物仕様にしてきたのだけど。

（これは、2ヶ月前の冬クローゼット）

そう、私にとって、クローゼットは、毎年課題を提起していくれる。

クローゼットのあり様が、自分自身の諸々の可視化だと。

 

 

 

つまりは、執着心の可視化。

私の執着心の量も粘着心も、クローゼットのただ漫然と

とりおかれただけの、もう用済みの服たちが、

見事なまでに代弁、物語ってくれていた。

それら服たちをずっと溜め込んでいる、

即ち、私の心の中は執着心でいっぱい。

それら服たちをずっと溜め込んだまま、

即ち、私の心の中の執着心はずっと貼り付いたまま。

 

 

 

こんな怖いことはない。

目に見えないはずの執着心が、カタチのないはずの執着心が、

目に見えるカタチある存在として、

クローゼットに横たわっている事実。

そうだ、もう誤魔化しはきかない。

見て見ないふりもこれまで。

　〜「心を洗う断捨離と空海」より〜

 

 

 

まさに、この一節を読んだ時に、私もそうだと思ったのです。

長年、クローゼットの片付けはとても難儀だった。

クローゼットの中は、服はいっぱいあるのに、

着たい服が決められずに、

センスのいいおしゃれをしたいのに、決まらない・・・。

いまだに、クローゼットに向き合うのは億劫なのだ。

目には見えないはずのものが、否定しても、振り払っても、

必ず見えてくるから・・・。

 

 

 

只今、私は、クローゼットのない生活。

必要性と機能性が優先の２組の服。

ああ、なんて気分がラクなんだろう。

自身からのノイズを感じないとは。

 

そうだ、帰ったらこの感覚忘れずに

クローゼットに向かおう。

 

 

もう誤魔化しはきかない。

見て見ないふりもこれまで。

 

 

 

※4月10日発売の「THE21　2018年5月号」に取材記事が掲載されます。

https://www.php.co.jp/magazine/the21/

 

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