「断捨離には３種類ある」in 指宿リトリート

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断捨離講座の様子
「断捨離には３種類ある」in 指宿リトリート

断捨離講座の様子
2021.02.12

今朝の指宿リトリートは、暖かい雨

私の定番の野菜予備食、朝、刻みます。
毎日、なくなります。

やましたひでこ公認
　　　　断捨離®トップトレーナー檀葉子です。

指宿リトリート「リヒト」において
講座の二つ目
「断捨離®日常あるある塾」
やましたひでこの過去の投稿文を読み
今の自分が感じることを自分の言葉で
出してもらう。

それぞれが感じることからの、それぞれの展開。
なるほど〜。　おもしろい！

その資料の１つ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『断捨離には、三種類ある』

回復のための断捨離
日々の営みの断捨離
成長のための断捨離

もしも、あなたの住まいが、
モノに溢れ、モノに塗れているならば。
そう、あなたの生活空間が、
混乱と停滞を極めているならば、

あなたの人生は崩壊寸前と認識しなくてはいけない。
そんなあなたには、
丁寧にモノと向き合っている時間も余裕もない。

誰か他のダンシャリアンの言う、
「1日15分の断捨離」、
「ひとつひとつ不要・不適・不快を判断して断捨離」という、
この正しい断捨離は、まったく機能しない。

このことを心によくよく言い聞かせなくてはいけない。
回復が急務。浮上が急務。
そう、あなたの住まいは、
重篤な病いともいえるのだから。
そう、事態は深刻なのだから、
治療は急がなくてならないのだから。
そして、誰かの助けも必要となる。

ひとりで、コツコツ捨てる。
ひとりで、少しずつ捨てる。
ひとりで、毎日一つ捨てる。

たしかに、これは正しい断捨離で
けっして間違ってはいない。
けれど、これは『日常の営みとしての断捨離」であって、
回復＜快復＞には機能しない。

この取り組みでは、
「コツコツ」「少しずつ」「毎日一つ」では、
今のあなたの住環境は、
生きている間に整う＜快復する＞ことはない。

いえ、あなたが死んだ後も禍根を残し、
それが次の世代にも受け継がれることになるだけだろう。
ところが、多くの「断捨離初心者」が、
最初にこの間違いを踏む。

なぜなら、多くの勝手な断捨離情報が、
それぞれの立場で発信されているだけだから。

なぜなら、その自分との違いを見極めるすべを、
混乱に沈んでいる「にわかダンシャリアン」には
判断できはしないから。

こんな悲惨な場面に、
どれだけ遭遇してきたことか。
こんな悲痛な人々に、どれほど会ってきたことか。

もしも、あなたが「日々の断捨離」に励んでいるとしたら、
あなたは、幸いなステージにいると思っていい。
なぜなら、ほとんどが、「回復の断捨離」の段階にあって、
モノに塗れ、モノに埋もれ、

そこでもがいているのだから。
そして、口に出す言葉は、これ。

要らないことは分かっているのだけど、
捨てられないんです…
そして、この言葉を続ける。
どうしたら、捨てられますか…

でも、そう問うことはしても、
やはり、捨てようとはしない。

そうだ、今、あなたが「日々の断捨離」に
励んでいるならば、あなたは、
恵まれたステップを踏んでいると思っていい。

日々の断捨離、すなわち、日々の営み。
つまり、住まいのメンテナンス。
つまり、自分自身のケア。

それが、スムーズに機能している証拠でもあり、
まさに、自分自身を大切に扱っている証拠でもあるのだから。

要するに、あなたは、
モノの堆積からは、空間の淀みからは、
すなわち、生活の停滞、
人生の崩壊へと連なる道からは、
すでに脱出したことになる。

数多くの断捨離現場に赴いて、
多くの住まいの混乱に悩む人たちに出会って、

そして、人生の瀬戸際にある人たちの
多くの悩みに立ち会ってきた。
そう、まさに瀬戸際。

スパイラルdown スパイラルup
人生の螺旋階段をひとつひとつ登っていくのが断捨離。

さあ、あなたが、
人生の螺旋階段をどちらの方向に進もうとしているのか、
目の前の自分の空間の有様がまさに教えてくれている。
だからこそ、よくよく、あなたの空間を、
見渡し、見極めて、

そして、あなたの人生のこれからを、
見据えていただきたいと。

空間とは意識。

そう、空間には私の意識が映し出される。
いえ、空間こそ、私の意識そのもの。

なぜだか、忙しくなると断捨離したくなる。
ああ、「なぜ」ではありませんね。

仕事が詰まっている時こそ、断捨離は必須。
それによって、心が整い、気持ちに余裕が生まれるから。

だから、忙しくて断捨離ができないんです…
なんて、訴えを聞くたびに、「今が、チャンスなのに！」と思う私。

でもね、やはり、「回復の断捨離」にある人は、
そうなんだろうなと思う。

さて、懸案だったクローゼット。
いわゆる、「ときめく」服ばかりが詰まっていた。

けれど、どんなに「ときめく」モノであって、
空間を損なう量となれば、そこで、アウト。
服よりも、空間の方が、圧倒的に力があるから。

最新のファッション、
高級ブランドに身を包んだとしても、
その身を置くところが、満員電車だとしたら…
それは、想像するまでもないはず。

「ときめく」モノが詰まっている、
「ときめかない」空間の断捨離。

さらに、意識を高めて、選び抜く。
さらに、選び抜いて、意識を高めて。

そう、これがスパイラルup

ときめきとは、なんと刹那なであることか、
それが身に沁みて分かる。
そうしているうちに、断捨離エンジン全開！

クローゼットのある寝室の模様替えも着手。
ベッドの配置を変え、飾る絵も変えて…

これはもう、空間をキャンバス＜軸＞にして、
モノを描きこんでいく立体曼荼羅。
そして、これこそが、「成長の断捨離」なんですね。

　　　　　　〜やましたひでこ〜