繁華街のカフェの入り口



梅雨の晴れ間でもりもりの緑、
立ち止まってしげしげと眺め、
触ってきました。
 

やましたひでこ公認
　　　断捨離®トップトレーナー檀葉子です。


父は、誕生日ケーキを食べて
わしが、５月の新緑の葉を見て、
お前に「葉子」と名付けたのだ。
と、言いました。


はいはい。　もう何十回も聞きました。
忘れていたくせにね。


お誕生日で年齢を確認したところで
昨日に続き年齢編
 

昨年のこと、９６歳の父のいる実家にて、
ぼ～と見ていた郵便物の「高齢者」という文字。



わお～？！
自分宛とは思わずに、ずっとそこにあった。

 封筒には、こう表記されていた。
「高齢者肺炎球菌予防接種のお知らせ在中」
そうか・・・私は高齢者なのか。
 

さらに、今年５月にきたのが、これ
「新型コロナワクチン摂取のお知らせ」
65歳以上とある。



自分にとっての高齢者のイメージを探る。


私にとっては、目の前の父。
高齢者とは、９０歳を過ぎてからかな。


父は今、体は健康、食欲旺盛。
激しい刺激（私）に覚醒して、
目に力が戻ってきた（笑い）


だけど、時代の流れに
思考が順応していないので、
相通じることができない。


そんな父と暮らしているせいか、
私自身が高齢者のくくりに入っているという自覚は
なかったけれど、
昨年、本屋に入ってつい手に取ってしまった本。

人生の先輩たちの生き方を覗いてみたくなったよう。

～～～～～～～～

「知的な老い方」 著者外山滋比古　
　　　　　　　　　より抜粋

「スタイリッシュ・エイジング」

少し知的な人たちは、人生改造を考える。
人間は、すべからく、カッコよく生きなければならない。
いわく、招待を受けたら断るな。
いわく、どんどん人を招いて、ご馳走せよ。
いわく、なにがなんでも恋をせよ。
（恋は、恋人とは限らない、好きなものを
恋をするがごとく熱中せよ）


私は老年を肯定する。
老いることを恥じない。
より美しく老いることが、
人間の英知であると考える。

～～～～～～～～～

「すてる」

年寄りは何でも、保存しようとする。
捨ててはもったいないと言うが、

実は、所有欲の未練にすぎない。
・・・・・
モノだけじゃない。仕事や役職も、
いつまでもやめない。
多少嫌なことがあっても、我慢して、
つながっていようと考え、まわりから嫌がられる。

歳をとったら、仕事や地位にしがみつかないこと
やめてほしいと思われる前に、自らさっさとやめること。

～～～～～～～～～

「本について」

若かりし頃は、なけなしの金で買った本
愛着のあるものが少なくない。
いくら処分に困るとはいえ
捨てると言うのは、心穏やかでない。

もったいないか、惜しいか、それは別として、
本をむやみにありがたがるのは、一種の迷信である。

何千冊の本を持っていても
本当に自分の心の糧になった本は十にも満たない。
あとはガラクタであったと思うと、
捨てるのは古新聞を捨てるのと
あまり変わりない。

また、人が価値があると思っているものを、
惜しげもなく捨てるのはいい気持ちである。
ぜいたくな散財をしているのとは
もちろん違うけれど、不思議な快感がある

～～～～～～～～～～～～

ああ・・・私も高齢者。
あなたもいずれ？・・・すぐに高齢者。


「スタイリッシュ・エイジング」
言葉が変われば、イメージが変わる。
そうして、また目指す姿が見えてきた。


より美しく老いることが、
人間の英知であると考える。


知的に老いる。
断捨離だわ。

夏至に向かって、知的に断捨離を加速させよう！

 

 

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