京都駅前のタワーは、今はグリーン。
日が暮れかかった空に映えます。

しばし、うっとり〜。

やましたひでこ公認
　　　　断捨離®トップトレーナー檀葉子です。

京都にて、ブラッシュアップ講座「ハイパーサロン」
〜自分を取り巻く世界を知る〜

と題して、自分の置かれている社会環境を
俯瞰しようという目論見です。

暮らしの中のお買い物（消費行動）について、
私たちは、実際に必要なモノを必要な時に買っているのか？

そのモノにつけられたチャッチコピーやセールストークに
買いモノ意欲や消費欲を作り出されていないか？

同じモノでも、少しずつの言葉の違いによって、
また同じ用途のモノを買っていないか？

例えば、お水が飲みたくなって買う時に、
何もパッケージが付いていないモノと
「天然水」「アルカリ水」「湧水」などの言葉が
ついているものと、実は、中身が同じ水だとしたら
自分はどれを選ぶのだろう。

特に、ブランド等がつくことによって、
それを所有することで
アイデンティティを表現するものにもなっているから。

私たちは、そのモノを買っているのではなくて、
その言葉（記号）を買っているのですね。

記号を買っているので、すでに持っていたとしても、
次の記号が欲しくなる。
記号への所有欲は尽きないのです。

なので、すでに購入したモノが、まだ使える状態でも
次の記号が欲しくなったら、
これらは、押し入れに突っ込まれたままに。
それが、現実の家の状態になっていくのです。

つくづく、私たちは、言葉の世界に住んでいると思います。

現代が、そうした言葉（記号）で作られた部分を求めて買うので、
一つ前の記号は、あっという間に色褪せてしまい、
そのモノが、「もうなんか違う」となってしまい、
放置、忘却となってしまう。

はたして、自分は、今、必要なモノを買っているのか？
その言葉（記号）を買っているのか意織してみましょうか？

ともすれば、同じモノをキャッチコピーや見せ方で、
高く買わされているかもしれません。

もちろん、その言葉で心躍る感情を買うのもありですから。
（推しのアイドルが使っているとか、限定版とか・・・）
どうぞ、それも意図的に。

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