断捨離とは

断捨離とは、命のメンテナンス。

断捨離とは自分自身の日常に向き合うこと。
断捨離によって、すべてのことは個々人の日常に準備されていること知り、
日常の暮らしのメンテナンスこそ、自分自身を充足させることであり、
人生をごきげんにしていくことである。
と気づいていくことです。

今自分をどんな状態に置いていますか?

もし、家の中で、息苦しさを感じて、
イライラするのであるならば、
それは、モノが多すぎるせいです。

そんな日常は、とても辛いものです。

そして、何度もモノの片づけに取り組んだことでしょう。
それでも、家の中は、モノが溢れ片づかない。
何度やっても、また元に戻ってしまう。
そして、いよいよ、どこから手をつけたらいいのか分からない。

その状態は、現代がモノ大量生産、大量消費時代だからです。
決して、あなただけのせいではありません。
断捨離は、その解決策の視点を提供いたします。

断捨離とは、この3つの言葉でできています。
  • 「断」・・・入ってくる要らないモノを断つ。
  • 「捨」・・・家にはびこる要らないモノを捨てる。
  • 「離」・・・モノへの執着から離離れて囚われのない境地にいる自分。

家にモノが溢れていること、それはモノが過剰にある状態なのです。
過剰の解決策は、引き算をすることです。
その引き算の行動がモノを減らしていく「捨てる」ということです。

そのために、モノに向き合い、そのモノとの関係性を問います。

「要るのか・要らないのか?」
「適しているか・適していないのか?」
「好きなのか・好きでないのか?」

自分に問い、取捨選択して、手放していくことによって
自分の頭の中と心も片づいていきます。
頭の中と心が片づけば、その結果、部屋が片づいていきます。

断捨離はモノに向き合い、取捨選択を繰り返し
捨てる決断を繰り返していきます。
行動すれば、必ずモノは減り、家は片づき、事態は開けていきます。

自分自身が片づいていくことによって、なにがやってくるでしょうか?

それは、気づき。

日常の生活が、いままで無意識、無自覚で
漫然としていたことに気づいていきます。

いままでは気づかなかったことに気づいていくと、
それには当然、自分の変化となり、そして、周りの変化が起こってきます。

その変化は、自分が思いもかけないコト、ヒトに関わることであったりします。そうすると、人生がよりよい方向に動き出していくことを感じるでしょう。

あらゆることに通じる自然法則があります。

それは、「出る」と「入る」

命を維持するのに、呼吸は「吐く」から「吸う」
同じく食物を食べて、必ず排泄する。

「入り出口」ではなくて「出入り口」といいます。
この法則に従わなければ、命のごきげんに維持はできません。

モノは、必要だから取り入れる、もう必要でなくなったら家から出す。

さらに、気持ちも出すことが必要です。
我慢ばかりして、気持ちを溜め込んでいたり、
やりたいことに制限をかけたりしていれば、
常に、ストレスに苛まれてしまいます。

入ったら、必ず出る。
入れたら、必ず出す。

この自然の流れが、塞がれていませんか?
妨げられていませんか?

もし、
出さなかったら、
出て行かなかったら、
滞って流れがなくなります。

まさに、それはあなたの人生の流れと捉えることができます。
流れや巡りのない人生は、自由で愉快で幸せでしょうか?

今、私達に必要なことは
出すための“ 引き算する力 ”

引き算の視点・引き算の思考・引き算の行動
それをもって、自分で選択・決断することは、
自分自身を信頼することになっていきます。

さらに大切なのが、自分と自分を取り巻く環境を認識する力。

“ 俯瞰力 ”

まさに、断捨離はこれらの力を付けていくものです。

断捨離は、モノが過剰な時代にこそ必要な新しい視点の片づけ術です。
たかが片づけですが、されど片づけ。
これは断捨離の学びと実践によってでしか得られない
人生を創造するためのものなのです。