夜のつぶやき
97才の歳を重ねて、父が一番大事なのは、
保険証と通帳と印鑑。
(ATMの暗証番号は私も知っているけど)
この管理に対しては、なにがなんでも
自分がする。
昔からの習慣なのでしょうが、
1日でも手元にないと気になって仕方がない。
兄達が何かの手続きで、預かっても
早く戻せとばかりに催促する。
そうすると、兄達は気分を害するのだけど・・・。
これが、この人間社会で生きるための糧
と認識しているからだろうか?
領収書等もきっちり確認する。
銀行印と認印もちゃんと区別している。
ある意味あっぱれです。
ところが今日は、
認印がないと探している。
私は、「そこの引き出しにあるのは違うの?」
というと、それだった。
印鑑の区別はできるが、その置き場所は
忘れるらしい。
ああ、惜しいなあ!
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