高かったから捨てられない・・・。

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第20号2012/08/06発行分です。


ごきげんさまです。
福岡断捨離会のだんようこです。

数日前、1年半前に買った
ブランドのバッグ(20万円くらい)を捨てた。

私は、ブランドに特に思い入れはないのだけれど、
(いまだ、どれがどのブランドだかわからない。)
それを、娘がしっかり使ってくれて、
バッグの色が薄かったので、
かなり、汚れが目立って見える。

どうしても、もう私が使うことはないと
判断しながらも、なかなか捨てることができなかった。
今までのことも考えても、
私の場合、
やっぱり高かったから・・・捨てられないが、
筆頭にあがる。

断捨離で学ぶ高かったから捨てられないは、
・もう二度と買えないかもしれない。
・その時の栄光が忘れられない。
などと、あったなぁ・・・と、思いながら、
私は、どうなのだろう?
と、思いめぐらしていくと、
あることを思い出した。

かれこれ50年前のある場面だが、
小学校1年生くらいだろう、
ちょうど、父が無職になり、
一軒家から「さくら荘」とかいう
家賃の安い2kのアパートに引っ越していた。

ある日、私は偶然母の財布の中をみてしまった。
額は憶えていないのだけれど、
小銭しか入っていなかった。
その時、衝撃的なショックを感じたのを思い出した。
一瞬にして、母の苦悩と先の不安が、私を襲ってきた。

それ以来、お金を使うこと、
お金が手元から出ていくことに
すごい
不安を感じるようになったことを思い出した。

それから、経済的に不自由な生活をしたわけではないけれど、
母が、好きなのを買ってもいいよ。
と言っても、必ず価格の安い方を選ぶ私。
お金を出してもらうことに、戸惑う私だった。

そうだったのか。
そうして、私はお金に対する制限を持ってしまったのか・・・。

いままで、一度も思い出すこともなかったこと、
今こうして、モノと向き合い、
その制限の始まりに、辿り着くことができたとは・・・。

手放すアクションで、子供の時の私に出会えた。
そうだったのね。
小学校1年生のショックを受けた私を、みつめてみよう。
今は、その時のなにもできない子供の私ではない。
とても、落ち着いた気分になれた。

が、翌日。
しまった!ブランディアさんに、送るべきだった~~、と
後悔するのは、まだまだ執着がいっぱいだ。(トホホホ)

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