去る冬の間、リヒトで何回も出した野菜料理、
そのたびに絶賛をいただき、
あれから、「ようこ♡そ」で
何度も出すようになりました。

今、脚光を浴びる？！・・・みたいな。
こんなこともあるんですね。

リヒトにあった大量のネギを消費するために作った料理。
私の中では、普通と思っていた庶民料理
ネギの焼き浸し。
好評いただき、手を加え、
といってもシソの量が倍増しただけですが、
たっぷりの方が美味しいのです。

やましたひでこ公認
　　断捨離®トップトレーナー檀葉子です。

ハンナ・アーレントの「人間の条件」を読んでいて、
膝を打って
「やっぱり、そうだよね〜。」
勝手に思わせていただいたこと。

「手を使って仕事をする」

アーレントは、「労働」「仕事」「活動」を解説していますが、
現在、私たちが認識している意味とは、少し違います。

例えば、労働の「労」は、
「労る」＝「いたわる」
「労う」＝「ねぎらう」　と読みます。

労働は、その根底に自他を労り（いたわり）
労う（ねぎらう）という行為
・ねぎらう、はげます、たすける、なぐさめる、いたわる
の意味を含んでいるのです。

いつのまにか、「労働」とは、苦役、働かされることという
意味にとっていると、
その言葉から、自分の人生観や世界観は変わってくるように感じます。
訂正します。

現代、知的な仕事が評価される社会にあって、
美や自然、あるいは命を深く感じる意味が流されている。

知識人たちは、頭を使うことで十分に生活が良くなっていくと
考えているかもしれない。
（実際に、生活にはいろんな発明や研究が生かされている）

だけど、手仕事職人には、無意識に用いているその人の「精神」
によってしか生み出されないモノもある。
例えば「陶器」「絵画」など、「美」などの感動を生み出すモノ。

その感動は、物体はなくなっても、実は消えない。
その人の精神や魂の糧となっているから。

それらは、いくら勉強や理論を学んでも、理解に及ばない。

ならば、「手仕事をするといいですね」と
手を動かす仕事からは、自ら見えてくるものがある。 

確かに・・・手を動かしている断捨離
感動する根源の「美」が見えてくるのは、
みなさん、体験済みですね。
（冒頭の手料理もね）

さあ、今日も手仕事を嬉々としてやりましょう。

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