私はシャーリー。
まだまだあとにしたかった、私のルーツに介入。
実家は、老夫婦所帯にしては、かなり見た目は片付いている。
さらに、8年くらい前から、私が香りを持ち込んだので、 玄関あけても加齢臭はない。
しかし、食器棚の引き出し開けたら、必要なもの探し出すのに宝探し状態、 いや発掘状態・・・ご他聞に漏れず、アイスについてくるスプーン、わりばし、ストロー おまけのキッチングッツ、なんでもござれ、爪楊枝の200本いりのストックは3パック お絞り用タオルが、ぎっしり30枚程も・・・。
「こんなにいらんやろ?」
というと、父が、
「お客さんが来た時母が出すと。」と、いう。
かつて、年に1,2回親戚が、しかも 2,3人ずつしか来ない。
ましてや、「これからはだれがだすん?」と、厳しい私。
父、だまって退散。
実家の断捨離が早まったのは、必要に駆られて。
母はとても健康だ・・・ でも、今は朝着る服が選べない。
朝夕、手持ちぶたさに、衣類をたたんでは、タンスに出したり、入れたり 所定の場所には収めない、なので数あった下着が1枚もなくなった。
さあ、私とともにお宝探しごっこが始まる。
あっち、こっち開けまくり あったあったと、わざと歓声をあげる私。
服もたくさんある、それは、捨てれなくてあっただけ。
今おしゃれに着れるのはない。 今はそれも母には遊び道具。
ついに、断捨離。 選び抜いてほんの数枚を 一箇所にすべてハンガーにかけた。
これで、選べるかなあ・・・どう組み合わせて着てもちぐはぐでないように。
母の認知症は、進んでいる。
母の意向なしでの断捨離はやはりせつない。
実家の断捨離は、親とバトルしてこそ、やりがいとすがすがしさが伴うと思った。
将来、実家の断捨利企んでいる方、手遅れになると、 いただくエネルギーまったくかわります。