今日は雨の始まりの福岡
風がひんやり、とても心地よかったです。

やっと夏の暑さが終わる・・・。

やましたひでこ公認
　　　　断捨離®トップトレーナー檀葉子です。

昨日のブラッシュアップ講座にて、
こんな言葉を聞きました。

自分は、失敗ばかりだから、ちゃんとしないと。
自分は、だらしないからきちんとできるようにしないと。

そんな風に、話の締めをしようとする。
ちゃんと「あとぜきせんね」と
言うでしょう！

「あとぜき」？？

実は、熊本の方言で、通常当たり前に使われているそう。

戸を開けたら、ちゃんと閉める。
椅子から立ったら、ちゃんと椅子を戻す。

「後始末をちゃんとせよ」ということ。

そうか、方言の少し強い言葉で
そう聞いてきたからか？

なにかができないと、ちゃんとできるようにしなければ、
きちんとやらなければと思ってしまう。

もちろん、熊本だけなくて、どこでも
ヒトは、なんでもちゃんとやらなければならない
と思っている。

ところが、自分はできないから・・・という出発点からは
意欲が湧かないもの。

今、自分はこうなんだと受け入れるところからの
出発点だとしたら・・・こうなのだから、なにからする？
とならないだろうか。

断捨離の初期の頃、
片づけができないと自分を責めていた女性に
自分に原因があるのではなくて、
社会に、ものすごくモノが多いのだから、だれだって手に負えない。
あなたのせいじゃないと諭し、ならばとやる気を促したものです。

いつもいつも失敗ばかり、
ず〜とだらしない自分、
もういいじゃない、いつもいつも、ず〜っとなら
これからもきっとそう。　
そこからのスタートにしようか？

「あとぜき」「あとぜき」って、言いながら
行動するのはどうだろう？

案外、楽しい言葉に聞こえてきたのだけど。