キッチンには、たくさんのモノが

置かれていた。

 

 

 

 

断捨離乙女組のキッチンがどんどん片づいていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 片づいていった時に、あんなにつらかった毎日の料理が、

あれ？　たのしい！

あんなに献立が浮かばなかったのに、浮かんでくる。

やっつけ仕事にように、義務感でしていた台所仕事に

一手間かける自分がいる。

 

 

そして、家族がキッチンに立っている。

そんなことを感じ出したのです。

 

 

 

 

「食」は、生きる基本。

その場を整える。　生きることを整える。

そんな地に足がついた気分さえ、感じたのでした。

 

 

 

 

ひでこさんの言葉を思い出します。

そう思えば、キッチンとは、ワンダーランド。

料理というツールをもって、命のミラクルを探求していくところ。

料理を美味しくするのも、美味しさを落とすのも、

健康を育むものとするのも、損なうものとするのも、

それは、料理する側の、食する側の、私達次第のこと。

〜中略〜

そんなごきげんなキッチンで、お気に入りの道具と

器たちに囲まれて、日々過ごせる小さな幸福の積み重ね。

「食」とは、「今、ここ、わたし」の美味しい命なんですね。

 　　　　　　　　「キッチン断捨離」より

 

 

 

 

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